Search
句読点は難しい
![]()
職場や家庭でも、手放すことのできなくなったワープロ。
覚えていたはずの漢字が、いざ手書きでは書けなくなってしまい、子どもの「脳トレーニング端末」を使い始めたのは私だけでしょうか?
漢字の書き取りだけでなく、無意識に普段使っている「日本語表記」にも約束事があることを改めて知ったことをご紹介。
次の文章をご覧ください。
■「子どものこと,話し合ってみませんか」
どこか違和感がありませんか?そうテン「、」の代わりにコンマ「,」を用いていることです。
■「子どものこと、話し合ってみませんか」
こちらはスンナリと受け入れることができます。
日本語の表記法で句読点といえば,「、」「,」「。」「.」があり、このうち「、」(テン)「,」(コンマ)は読点,「。」(マル)「.」(ピリオド)は句点と呼ばれています。
縦書きの表記では、読点に「,」は用いず「、」「。」が用いられますが、横書きでは、これが一律でないことをご存知でしたか?
先日、ご自宅へ配布される学校だよりを毎回楽しみにしていらっしゃる市民の方から、こんな話をいただきました。
「学校だよりの横書き文章の読点に、時折「,」「ピリオド」を用いていることが気になってしかたなく、これは正しいのかしら?」とのご指摘。
どれどれと見せていただくと、なるほど・・・・。といこうことで調べてみました。
日本語の縦書き文書では、文の区切りに読点(、)が用いられるのに対し、横書き文書では読点テン(、)とコンマ(,)の両方が用いられているのが現状なのだそうです。
昭和27(1952)年に内閣官房長官名で出された「公用文作成の要領」(昭和27年4月4日付け内閣閣甲第16号内閣官房長官依命通知)「第3書き方」には、 句読点は横書きでは「,」および「。」を用いるとなっていますが、必ずしも徹底はされておらず、とりわけ読点は現状では統一されていないようです。
ちなみに文部科学省のサイトを拝見したら、ほとんどの文章は「、」を使った和文方式を、指導要領は「,」が使われていました。
また、教科書は、横書きの場合全て「,」「。」表記を基本としているようですが、新聞・雑誌などは基本的に「、」「。」を採用しているのが現状のようです。
日本語って難しく、奥深いものがありますね。
学校だよりが契機となり、改めて日本語表記について勉強させていただいた市民の方に感謝です。
そして、今後も市内13校の「学校だより」をよろしくお願いいたします。

