福島県伊達市立堰本小学校との交流

                〜伊達市立堰本小学校との交流会で見えてくるもの〜
                                                        校長 太田 敬祐

 
 6月11日(水)、12日(木)の2日間、福島県伊達市立堰本(せきもと)小学校5年生24名が来校し、一緒に活動しました。全校歓迎会での「堰本小学校の紹介」や「もうじゅうがりに行こうよ、新潟小バージョン」でのゲーム、獅子舞の紹介・体験、缶バッジ作り、合同体育、記念植樹等々、盛りだくさんの内容でした。
 引率で来ていた堰本小の佐藤裕一教頭先生が、給食時のお別れのあいさつで、「新潟小で学んだことを学校に帰ってから生かしていきます。具体的には皆さんのこんな姿に学ばせていただきました。」と新潟小の子どもたちの何がよかったのか話されました。

○新潟小はリーダーが育っている。獅子舞では、太鼓の子(6年の智里さん)が他の子に指示を出したり、励ましたりしながら、太鼓をたたいていた。
○みんな自分の言葉で堂々と話をしている。自信を感じる。
○自分の考えを大切にしながらも、今何をするのかしっかりと考えて動いていることがよく分かる。
○学校が大好きな事が伝わってくる。学校の一員として何か役立ちたいと考えて行動している。
○いつも笑顔で話をしている。

 佐藤教頭先生は、1日目にあった全校歓迎会や獅子舞紹介・体験で、すぐに上記のことを感じたようです。 1日目の昼休み、グラウンドで遊んでいる子どもたちを見ながら佐藤教頭先生が私に、「校長先生、どうすればこんな子どもたちが育つのですか?」と質問されました。私は当校で大切にしていること、実践していることなどを簡潔に話しました。
 そして、最後に言いました。「いろいろあると思うのですが、ポイント一つは低中学年の子どもたちがいつも高学年の姿を見ているということです。つまりいいお手本が身近にいて、そのお手本に知らず知らず近づこうとしているのだと思うのです。目標とする姿がイメージできるというのはとても大切ですからね。」
 佐藤教頭先生は納得されているようでした。いいお手本。つまり、高学年の話す姿、語り口、態度、笑顔、雰囲気など、全てが知らず知らずのうちに低中学年の心と身体に刻み込まれていくのです。
 私は昨年度の「かけはし3月号」で次のように書きました。
 『ちょうど1年前、私はたった一人で新潟小に赴任しました。新任式でそんな私の前に、プロジェクト委員会の6年生、愛香さん、瑠依さん、航太さんが満面の笑みをたたえて立ちました。    〜中略〜
 3人は最初から最後まで私の目を見ながら、新潟小のよさを笑顔で、具体的に語ってくれました。その内容もさることながら、3人の笑顔、はっきりとした口調、凛とした態度に感動しました。「すごい学校に来たんだな。」と心から嬉しくなったことを覚えています。私が6年生にもらった、最初のプレゼントでした。   〜後略〜』
 この姿なのです。高学年のこの姿こそ、新潟小に脈々と受け継がれている大きなよさであり、無形の財産なのです。
 今回の交流で、あらためて新潟小の子どもたちのもつよさが浮かび上がってきました。今年で3年目の交流活動になりますが、このような機会を市教育委員会から与えていただいていることにも感謝しなければなりません。
 このよさや無形の財産を大切にしながら、1学期のラストスパートを行っていきます。


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