獅子舞クラブ発足20周年を祝う会(2015年11月28日)

                                                      
                        伝えること、つないでいくことの大切さ
 
                                                     校長 太田 敬祐 

 11月28日(土)に「獅子舞クラブ発足20周年をお祝いする会」が盛大に開催されました。
 この会は6年生が1学期から準備し、自分たちで企画・運営をした会です。準備から対外的な折衝、来賓の招待、当日の進行等、あらゆることを自分たちの頭で考え、仲間と相談し、創り上げた会です。6年生の手作り感満載の素敵な会でした。
 一口に20年と言っても、始めることも、続けることも容易では無かったことが想像できます。しかも、ご存知のように実際の舞やお囃子は全てが子どもたちの手だけで行われるのです。
 昨年、新潟県から招待され、県民会館で開催された「伝統連々祭」に出場させていただきました。県内の伝統芸能の中で子どもたちだけで舞からお囃子までやっているのは新潟小だけでした。県の担当者や出場した方々から「本当に子どもたちだけでやっていてすごいですね。」という言葉をたくさんいただきました。逆に言うと、伝統芸能に携わっている皆さんがやりたくてもできないこと、すごいと認めてくださることを20年もの間、伝え、つないできたことになります。
 6年生は何人かの先輩を招いて、獅子舞をやっていた当時の様子やその時の気持ちを聞きました。先輩たちの一言一言が子どもたちの胸に響いたようです。
 当日配布された子どもたちの手作りパンフレットに掲載されていた6年生の思いをお読みください。

○獅子舞が20年間続いてきた理由は、先輩が一生懸命に舞い伝えてくれたからだと分かりました。獅子舞を通して伝えていくことの大変さや獅子舞は誇れるものだということを学びました。ぼくも これからの獅子舞を受け継いでいけるようにしたいです。
○今までやってきた人たちは、獅子舞をつないで、次の世代へ引き継ぐことをしっかりやってきたから、20年も続いたのだと思いました。私は獅子舞を終わらせたくないし、次の世代に教えていきたいと思いました。
○わたしたちが生まれていないときから獅子舞が始まっていたので、これからもずっと獅子舞を引き継ぐことができようにがんばっていきたいと思いました。パートの練習もこれから続くように努力していきたいと思いました。
○先輩方が20年もの間つなげてきてくれたので、4年生にしっかりと教えて、わたしたちの世代で終わらないようにしたいです。だから、自分たちの習ったとき難しかったところはしっかりと細かく教えたりして、上手に舞える学年と言われるようにしたいです。そして、獅子舞がどんどん舞い伝わればいいと思っています。
○それぞれの代の人たちが、一生懸命、獅子舞に取り組み、舞い伝えるために自分から下の学年に教えていったから20年も続いてきたのだと思いました。「伝えること、つないでいくことの大切さを学んだ。」ということを先輩から聞いて、わたしもこれから4、5年生に獅子舞を伝えようと思いました。

 伝えること、つないでいくことがいかに大変なことなのか、6年生は実感しているはずです。しかし、そのことによって、自分自身が鍛えられ、自分たちも成長していることが分かったはずです。その実感と達成感、これが今後の自信につながります。
 新潟県が子どもたちに育てたい社会性を4つあげていますが、そのうちの一つが「困難に対して、他者と協力しながら問題解決を図る意欲や態度」です。また、見附市共通アンケートには「難しいことでも、失敗を恐れないで挑戦していますか」「学級みんなで協力して何かをやり遂げ、うれしかったことがありますか」という項目があります。今回、6年生が立派にやり遂げたお祝いの会はまさにこのことを象徴しています。
 獅子舞保存会の皆さんをはじめ、この20年間、子どもたちを支えてくださった全ての皆さんに心から感謝いたします。本当にありがとうございました。今後も獅子舞の継承活動を当校の心柱の一つとして、「ふるさとにいがたを愛する子」を育てていくことをお誓いいたします。これからも、変わらぬご支援、ご協力をいただきますよう、よろしくお願いいたします。
                                       
  <獅子舞クラブ発足20周年を祝う会の様子より>


PDF 新潟日報2015年12月11日


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獅子舞活動20周年 獅子頭完成記念式典(2016年2月26日)



                                                         校長 太田 敬祐
 
 見附市ご当局及び獅子舞保存会の皆さんからご尽力いただき、新しい児童用獅子頭と神楽の頭が完成しました。その貸与式を2月26日(金)に行いました。
 長谷川教育長様をはじめ、多くのご来賓の皆様のご臨席のもと、獅子頭が保存会の皆様から貸与され、その後、6年生が5年生と一緒に最後の舞台で力強く獅子舞を披露しました。
 獅子舞の前に、琴音さんが6年生を代表してあいさつをしてくれました。
 ここにお集まりのみなさま、新しい獅子頭を作ってくださりありがとうございました。
 今年は、新潟小学校で獅子舞を行うようになり20年目を迎えました。わたしたちは獅子舞活動について調べたり、獅子舞にかかわった方から話を聞いたりしました。その中で、先輩、保存会の方、地域の方、先生方、大勢の方がかかわって伝えられてきたことを知りました。先輩方が一生懸命努力して伝えてきてくれたからこそ、この新しい獅子頭を作っていただくことにつながったのだと思います。
 新しい獅子頭がわたしたちの卒業前に完成し、みんなで舞えることをうれしく思います。これから、大事に使っていきます。
 全校のみなさん、私たち6年生は先輩から引き継いだ獅子舞に全力で取り組んできました。どうか、新しい獅子頭とともに伝統の獅子舞を受け継いでいってください。お願いします。  

 琴音さんの堂々としたあいさつの後は、いよいよ獅子舞、神楽舞の発表です。6年生最後の獅子舞は、その気合いの入り方が伝わってくる舞やお囃子で素晴らしい舞台になりました。一緒に舞台を務めてくれた5年生にも、その姿やその思いは届いたはずです。6年生がその姿で5年生に継承活動を引き継いだ場面でもありました。人の思いは、言葉だけでなくその所作からも伝わることを再認識させられた6年生最後の獅子舞でした。
 いよいよ次回からは5年生だけの獅子舞になります。その舞台は3月21日(月)にアルカディアで行われる「大芸能祭2016」です。たくさんのご声援をお願いします。








                                          PDF 新潟日報2016年3月3日

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