御  礼

拝復

 当中越地方を襲った「7・13水害」による災害に対して、早々にお見舞いや励ましの言葉を賜わりましたこと、本当にありがたくお礼申し上げます。

 深夜から降り続いた局地的な集中豪雨は、予想を遥かに上回った降水量・時間と共に近年にない記録的なものでありました。詳しくはマスコミなどで報道されましたように見附市・三条市・中之島町の中心部が冠水し、交通路も寸断され、刈谷田・五十嵐の両河川が決壊し、本校は住民の避難所となり、避難住民と帰宅できなくなった生徒と共に不安な一夜を過ごしました。河川の水位も警戒水域を越しており、浸水した泥水もなかなか引かず、その後の事実で地域や生徒の家庭に大変悲惨な爪跡を沢山残したことを知らされました。16日に再び避難勧告が発令され、住民の避難所になりました。学区の被災地域の生徒たちへの励ましメッセージとして、本校が早く立ち直って元気な姿をみせることが一番と考え、市当局の指導のもと、「7・20の授業開始」を内外に宣言し、多くの市内外ボランティアの方々の尽力と市職員の有志や地域の方々・生徒たちの協力で急ピッチの回復作業を進め、画期的な回復をいたしました。(給食室や体育館を含め1階は泥水が床上浸水しために、しばらくは使用できない状況ではありますが、平常通りに近い状態に回復していただきました。)

 いろいろご心配をおかけした上にお見舞いや励ましの言葉をいただき大変恐縮いたしておりますが、今回の災害を機に生徒・職員一同さらに結束感を強め、南中学校の理想実現のために教育活動に取り組んで行く所存ですので、何卒ご休心くださいますようお願い申し上げます。

 本来なら早々にお伺いいたしお一人お一人にお礼を申し上げるべきところではありますが、後片付けなどに追われ今日まで遅れましたことをお詫び申し上げます。

失礼ではございますが書面をもって皆様へのお礼に代えさせていただきます。

敬具

 

平成16年 7月25日            

見附市立南中学校長 村上  学

7.13水害関係のリンク
 被害当日の様子
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